手書きの日報とExcel転記に頼っていた月次の工数集計を、スマホ・PCから入力できるWebシステムに置き換えた事例です。ヒアリングから要件整理、設計・実装・テスト、リリース後の運用支援までを一貫して担当しました。
課題
手書き日報とExcel転記が、二重のコストを生んでいた
毎月の稼働集計はExcelで行っており、手書き日報を転記するところから作業が始まっていました。工数がかかるだけでなく、集計結果の正確さそのものにリスクを抱えている状態でした。
転記に時間がかかる
手書き日報を見ながら、担当者が毎月Excelに打ち直していました。
ミス・記入漏れが起きる
転記の過程で入力ミスや抜けが生じ、数字の正確さが担保できませんでした。
条件別に追えない
会社・現場・製品・作業内容を横断して労務費を把握することが困難でした。
ソリューション
入力から集計まで、アプリ上で完結させる
日報の手書きとExcel転記を廃止し、複数条件で柔軟に集計できるWebシステムを構築しました。管理画面中心の業務システムという性質に合わせ、運用のシンプルさを優先した堅実な技術構成を選んでいます。
01
スマホ/PCから日報入力
日付・現場・製品・作業内容をプルダウンで選ぶだけ。「会社 → 現場 → 製品」の階層は管理画面から追加・並び替え・無効化できます。
02
柔軟な集計とCSV出力
会社名・現場名・製品名・作業内容・個人名などを組み合わせて工数を集計。合計工数から労務費を自動算出し、CSVで書き出せます。
03
3階層の権限と訂正履歴
スーパー管理者・管理者・使用者で権限を分離。送信後の日報は本人が編集できず、管理者による訂正はすべて履歴に残ります。
実際の画面
※ 掲載にあたり、氏名・取引先名はダミーに置き換えています。



規模と期間
約1ヶ月で、ここまで作れた理由
AIを活用して実装のスピードを上げ、生まれた時間をヒアリングとテストに充てました。「動くものを早く見せて、認識のズレをその場で潰す」進め方を、実案件でも徹底しています。
約1ヶ月
初回リリースまで
6機能
認証から集計・抽出まで
11画面
入力・管理・集計の全体
14本
自動テスト(単体・E2E)
導入後
導入後、現場はこう変わった
※ このセクションはお客様へのヒアリング後に公開します。現在は訪問者に表示されません(muscode-draft クラスで非表示)。
Before
(ヒアリング後に記載:月次集計にかかっていた時間、転記作業の頻度、差し戻しの発生状況など)
After
(ヒアリング後に記載:短縮できた時間、なくなった作業、入力ミスの変化など)
お客様の声
(ヒアリング後に記載:担当者様のコメントを一言でも引用できると、このページの説得力が大きく変わります)
納品後
作って終わりにせず、次の一手を提案する
納品後、実際に運用が始まってから見えてきた改善点を、あらためて2つの提案としてご提示しました。
入力の負荷をさらに減らす
日報1行につき7項目・1日3行前後の操作が発生していることが分かり、前回入力の自動復元、よく使う選択肢の並び替え、時間入力のワンタップ化、ホーム画面に追加できるアプリ化を提案しました。
蓄積したデータを活かす
正しく溜まったデータを次に活かすため、製品1台あたりの標準工数の算出、月次レポートの自動生成・配信、過去実績にもとづく工数予測を段階的なロードマップとして提案しました。
これは行動指針である「逃げない実装と品質伴走」を、実際の案件で実行した形です。
同じような課題があれば
「日報や集計をExcelで手作業でやっている」「現場に入力が定着しない」——そうした状態から、まず動くものを見ながら一緒に整理していきます。
